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■優れたオーディオとは？　-ビギナーズガイド-
良いオーディオシステムとはどういうものでしょうか？
まずはよくある思い違いから始めましょう。「わあ！こんなに大きい音を出せるのはすごいですね！」このような反応は、特にサイズが大きいスピーカーがセットアップされている場合、はじめて本格的なオーディオを体験された方によくあるものです。
大音量を出せるシステムが優秀である、と思われがちなのはよくあることです。高価なオーディオシステムを自らの自動車へ取り付ける方も多いと思います。そして車や、それどころか周囲の道路をも揺るがすような大音量を放ちながら走行している光景をご覧になったこともあるでしょう。
よくあるクラブの音響システムも同様なカテゴリにあてはまるでしょう。耳をつんざくような、胃腸を揺さぶられるような、床が振動してしまうような大音量。このことは、演奏自体がアンプによって増幅されない、クラシック音楽などを除いては、どのコンサートでも同様です。
仮に、NuForceのオーディオシステムを実際に目の前にしてその再生音を聴いたとすると、おそらくビギナーの方はこうおっしゃるでしょう。「わあ！とてもクリアですね！」。
● 明快さ
　 オーディオにおいて、明快さを実現するには多数の要素が必要となります。 不思議に思えるかもしれませんが、その主な構成要素の1つは静けさです。
　 静かなオーディオシステム--　すなわち、記録されているものを再生する際に、それ以外の雑音成分や歪みなどをほとんど付与しないオーディオシステムといえます。 こういったシステムでは、産毛を撫でるような柔らかなタッチから耳をつんざくような大音量にいたるまで、クリアに音楽を再生します。
● 解像度
　 解像度は、静けさと同様に明快さを実現するのに重要な要素です。明るい陽差しのもとに二つの砂山があることを想像してください。一つの砂山には泥が混ぜ合わせてあります。その状態で一つ一つの砂粒を見分けることは非常に困難です。 もう一つの砂山には泥がありません。小さな光輝く砂粒の一つ一つを見分ける事は、さほど困難では無いでしょう。
　 高品質なオーディオシステムというのは、後者のようなものです。再生される音楽は光り輝き、そのイメージが泥まみれになる事はありません。 あたかも歌手が部屋にいるように声のテクスチャーの全てが聴き取れるでしょうし、楽器の音色でギタリストのフレーズの変化が意図的なものなのかミスタッチなのかも見分けることができるでしょう。当然ビオラの再生音はバイオリンと異なりますし、同様にイングリッシュホルンとオーボエも異なります。
　 優れたオーディオシステムは、この違いを簡単に聞き分けられるのです。
● サウンドステージ（音場感）
　 もう一つの、きわめて重要なオーディオシステムのポイントは、的確なサウンドステージを再現する能力です。 あなたは、その再生されるステージに幅と奥行きを感じることができますか？現実との釣り合いはどうですか？録音されたステージもしくはスタジオの大きさは感じとれますか？プレイヤーがステージのどの位置にいるかが分かりますか？
　 レコーディングのスタイルによって、NuForceのオーディオシステムはその答えを提示します。それはより音楽の喜びへと通じるものです。どのように録音されたかにもよりますが、NuForceのシステムは、その答えを教えてくれます。もちろんそれは、より大きな喜びへと通じているのです。
● スピード
　 音の立ち上がり、立ち下がりのスピードが速いと、パキッとした、きれいなアタックの表現が出来ます。バイオリンまたはトランペットのエッジやドラマーのリムショット、マリンバの木鍵の美しい響き。それらは全てライブ演奏に含まれる小さな楽しみです。
● 低音
　 激しく震動するウーファーコーンから出される大地をも揺さぶるような低音についてですが、オーディオ愛好家は優れたオーディオシステムの低音域が、中高域と同じ位、旋律が美しく、混じりけがないことを聞きわけて驚き喜ぶことでしょう。
　 汚れていない、とても愛らしいはっきりした音。良いオーディオシステムは、より自然に音楽を奏でることができるのです。
● サイズ
　 優れたオーディオが、必ずしも大きいオーディオという訳ではありません。賢いお買い物をされるならば、高品質な再生音を実現するために甚大な財産を使う必要は無いのです。
上記のビギナーズガイドを参考にしていただき、何を試聴すべきかのアイデアとしていただけたらと思います。
NuForceの製品は上記の課題を十二分に満たします。普及価格帯の製品からリファレンスクラスの製品に至るまで、NuForceが目指す理想は一つ。それは、正確で、響き渡る、生きている様な音です。