| Jubilee MONO ”ジュビリー・モノ”は、五極管構成のクアトロ(4×4)プッシュプルパワーアンプです。280W
最大出力時、歪み率は2%と、非常に安定した動作を実現しています。 |
| ■電源管理と電子保護回路システム |
| OCTAVE-オクターブの創始者であるAndreas Hofmann
(アンドレアス・ホフマン)が最初に設計したRE280 ステレオパワーアンプは、伝統的なパワーアンプ技術を根底に置いています。そして、それ以降の「全てのOCTAVE
製品同様」、このアンプにもOCTAVEオリジナル技術による電源管理と電子保護回路が装備されています。 |
| 電源管理システムは、スイッチON時に真空管のヒーティング並びに供給電圧をモニタリングし、調整します。これは、真空管の寿命をのばすとともに、安定したサウンドを維持させるために非常に重要なことです。また、電源ON時の巨大なサージ電流を取り扱う電源供給パーツへの影響も和らげます。 |
| 多くのメーカーは、電子的、又は消極的な保護機能でさえも真空管アンプに搭載することを躊躇していますが、それはアンプの寿命、さらには操作安全性をも、ユーザーが制御することの出来ない要因に左右されてしまうことを意味します。OCTAVE
では、もちろん電子保護システムをパワーアンプに装備しています。 |
| ■入力ゲイン段の最適化と電源供給 |
| オリジナルのRE280 で確立した、これまで市場に出ている製品との違いを明確にした革新的な技術が、入力ゲイン段の最適化と電源供給です。さらに電源部は新しい設計手法が用いられており、ダブルスターグラウンディングと供給電圧のアイソレーションが特徴です。 |
| 入力段の最適化は、非常に正確なプッシュプル動作と、再生周波数帯域を80kHz
にまで拡張するために優れた位相安定性、さらには刻々と変動するスピーカーのインピーダンス特性、負荷からの絶対的な免疫力を提供するものです。音質の観点から言うと、これらの強化は、インピーダンス応答やスピーカーの能率に左右されない、継続的な再生パフォーマンスを可能にします。
|
| ■新しい設計手法の五極管構成 |
| Jubilee MONO パワーアンプでは、さらなる躍進を遂げました。これまでOCTAVE
が発表してきたパワーアンプと同様 に、電子化された電源管理と最適化された入力段を使いつつ、強化された出力段構成の恩恵を受けています。このアンプの革命的なところは、古典的で、ほとんど皆が忘れかけている五極管接続を取り入れ、圧倒的な高音質を実現したことです。
|
| 古典的な設計の五極管接続は初期のパワーアンプではよく採用されていました。それは信頼性と高出力再生を比較的容易に可能にしていたからです。現代的視野から言うと、この構成の難点は、ダイナミックレンジの狭さと高レベルの歪み、安定性の低さにあります。しかし、これらのポイントは五極管設計そのものに直接起因するものではなく、当時採用されていた回路設計によるものでした。
|
| Andreas Hofmann は、典型的な五極管構成の欠点を排除する、新しい設計手法を開発しました。それは、五極管モードの操作に欠かせない補助電流のための、2つ目の電源供給回路まで含む領域におよびます。強化された五極管回路は、音質と工学的観点の両方において理想的とも言えるものです。強化された五極管回路による恩恵の中には、電源電圧の干渉や揺らぎに対する絶対的な免疫や、様々な出力管に対する互換性の広さがあります。
|
| ■テスト機器が不要なバイアス調整機能 |
| 更なる効果的な機能として、バイアス調整機能を装備。似通ったA級パワーアンプタイプとは異なり、AB級アンプは出力管のためのアイドリング電流を最適化させるためにマイナスグリッドのバイアスを調整する必要があります。真空管のエージングが進むにつれて設定を変更しなければならず、真空管が交換された時は調整が必要です。
|
| 通常ではテスト機器が必要となり、測定するための知識が求められますが、Jubilee
MONO では、アンプの電源さえON になっていれば、簡単な方法でいつでもバイアスを確認し最適化することが可能です。
|
| この調整は、アンプの特性音質、すなわちトータルパフォーマンスの向上に多大な影響をもたらします。
|
Jubilee は受注生産となりますので、フェイシアのカラーについては別途ご相談ください。また、生産期間にお時間をいただく場合がございます。納期等、詳細はお問合せ下さい。 |
|
|
| ■ |
互換性のある出力管(6550/KT88/6L6/EL34)に応じたバイアス調整機能 |
| ■ |
.出力管チェック用のビルトインメーター |
| ■ |
出力レベルの電子的プリセット |
| ■ |
電子モニタリング回路並びに保護システム |
| ■ |
ゲインステージ用電流の電子的安定化回路 |
| ■ |
サージ電流の効果的な制限 |
| ■ |
2つの電源トランスによる電源供給(各々、約1kW
定格) |
| ■ |
最大容量の高電圧対応電解コンデンサが装着された電源供給回路 |
| ■ |
RCA/XLR 入力対応 |
| ■ |
スペア用に、選別された真空管が1台につき4
個付属 |
|
|
| ■出力 |
250W (4Ω) |
| ■出力段構成 |
クアトロ(4×4)プッシュプル、五極管方式 |
| ■再生周波数帯域 |
3Hz-120kHz / 0-6dB 出力幅 |
| ■入力インピーダンス |
RCA: 90kΩ, XLR: 13kΩ R |
| ■入力感度(フル変調) |
RCA: 2.4V, XLR: 2.4V×2 |
| ■全高調波歪 |
1%以下(4Ω/1kHz/220W 出力時) |
| ■SN比 |
106dB 以上 |
| ■最小負荷インピーダンス |
2Ω |
| ■消費電力 |
最小300W (無出力信号時) |
| |
最大600W (フルパワー時) |
| ■入力端子 |
RCA×1, XLR×1 (Neutrik)/1 台 |
| ■出力端子 |
バインディングポスト×2 組/1 台 |
| ■真空管 |
6550C×8, ECC802×4 |
| ■アイドル電流 |
通常動作電流28mA 出力管毎 |
| ■真空管毎に調整可能なグリッド電圧調整範囲 |
-30〜80V |
| ■突入電流を防ぐためのソフトスタート機能 |
最大800W / 時間遅延3 フェーズ、6A を超えた電流の時間は1
秒未満 |
| ■電源ONからの起動時間 |
50秒 |
| ■AC 電源フューズ定格 |
メインフューズ: 8A (スローブロータイプ,IEC タイプ),
ヒータートランス: 2.5A,高電圧トランス: 6A |
| ■ヒーターシステム |
出力管6.3V AC 点火, ドライバー真空管12.6V
DC 点火(2×) |
| ■ドライブ段への供給電圧 |
280V DC |
| ■真空管保護機能 |
出力管: トリガー電流170mA |
| |
ドライバー回路: 320V DC 過電圧検知 |
| ■NFB 値 |
17dB |
| ■ゲイン |
23dB |
| ■オープンループゲイン |
40dB |
| ■残留ノイズ |
200μV 以下/200Hz-20kHz 内では100μV
以下 |
| ■サイズ |
280×750×420mm/台 |
| ■重量 |
70kg/台 |
| ■価格 |
¥7,980,000/ペア(本体価格¥7,600,000)/ペア |
|
| ※製品の仕様、規格、デザイン、価格は改善等の為予告なく変更する場合がございます。
|