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DM-2aスーパートゥイーター
 
リボントゥイーター(M&DのヒダのあるDreamsドライバーにも搭載)を製造するうえで、一般的に共通して使用されているアルミニウムプリント回路は、ボイスコイルを構成する基材として非常に薄い0.025mmのポリイミド(別名カプトン)のフィルムに置かれており、極めて軽量であることや、高温抵抗(180-250_)、優れた耐久性など、素材の傑出した特性が活かされています。
 
しかし、M&Dの独自の研究の結果、付着質量や基材であるポリイミド自体の硬度が、それでも尚、音楽再生中の完璧な振動板動作にとって一定の影響を及ぼすことが分かりました。振動板の実行質量の更なるカットダウン、およびヒダのある振動板のコンプライアンスを高めるために、長年の研究の結果、M&Dは独自技術を開発し、基材の厚さを半減することを可能にしました。この開発の成功が、Dreams-aシリーズの振動板を0.0125mmという超薄のポリイミド素材によってつくり上げることを可能にしたのです。
この0.0125mmの超薄のポリイミドそのものだけが生産コストを押し上げているのではなく、Dreams-a振動板の製造プロセス全体を通じて要求される熟練したクラフツマンシップによる手作業の時間も含まれています。しかしながら、この革新的なブレイクスルーは十分な結果をもたらし、オリジナルのDM-2 を再生周波数帯域、過渡応答特性、そして何より音質において凌駕するDM-2aが完成しました。
 
DM-2aは、主に7kHz〜35kHzまでの高帯域のレスポンス向けに設計されたDreams技術を基盤としたスーパートゥイーターであり、DM-2aは適切にアラインメントすれば、950Hz〜35kHzを受け持つことさえ可能で、Maximus-Mini+スピーカー等の広帯域幅ドライバーにも使用できます。
DM-2aの振動板は、38個の軽量マイクロ素子から作られており、合計の移動寸法は、典型的な1インチドームトゥイーターの15倍にもなり、周波数モジュレーション歪の低減、優れた超高域特性、さらには出力音圧レベルも向上しています。合計8個のNdFeB磁石で磁気ループを形成しています。DM-2aのサイズは直径100 x D28mmで、重量は約0.5kgに及び、非常に堅牢で耐久性があります。
DM-2aの直流インピーダンスは4.7_(ア5%)で、共振、誘導、さらには容量性の負荷等の要素を考慮に入れず純抵抗に近いものと見なせます。完璧なまでのインピーダンス特性は、パワーアンプの動作を極めて安定したものにします。
Maximus-Mini+では、複雑なシステムレベルアラインメント向けの適性テストを経て、広帯域ドライバーとしてDM-2aを使用しています。サウンドレベルテスター無しのアマチュアアプリケーション用としては、7kHz〜35kHzの周波数帯域の中で、90dB/2.83V/1mを超える平均能率を持つ、スーパートゥイーターとして採用されることを推奨します。
流れ作業で生産される製品とは異なり、Dreamsモジュールの製造工程には、時間と人手が費やされ、長時間の組み立て作業やテストを通過して完成します。単純で大量に流れ作業生産されるトゥイーターとは違い、Dreamsドライバーには、製造を通して緻密な技術と芸術的なクラフツマンシップの最高の貢献が求められるのです。

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